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ほぷしぃ

P-ROBO(ピーロボ)

始めに /  P-ROBOプログラミングの基本 /  レジスタの設定 /  割り込み処理 /  メイン関数 /  初期化 /  サブ関数群 /  実走行

P-ROBOとは?

P-ROBOとは何なのか?

まずはP-ROBOについて簡単に紹介します。

P-ROBOは、ワンチップマイコン PIC を搭載したロボットです。単三電池4本で動作します。
このロボットは、センサを使用してコースに引いたラインをトレースしながら走ることのできる、自走ロボットです。

P-ROBO
P-ROBO

P-ROBO本体裏側
P-ROBO本体裏側

センサ部分拡大
この横に3つ並んだ黒い物がセンサーです。
赤外線LEDとフォトトランジスタが一緒になったセンサーです。
センサ部分拡大

PIC部分拡大
P−ROBOにはCPUとして、ワンチップマイコンPICを使用しています。Ver1.5と書かれたICがPIC(PIC16F84)です。
PIC部分拡大

P-ROBO 構成図
P-ROBO 構成図
P-ROBOは本体下方に接続した赤外線LEDから赤外線を発光し、黒いラインに反射したフォトトランジスタの信号を受け取ります。センサは、中央、右、左、の3箇所に設置している為、その3個のセンサの状況に合わせて、左右のモーター(タイヤ)を動作させます。

事前準備

必要な物を揃える

まずは必要な物を揃えます。
制御プログラムはアプリケーションプログラムと違って、パソコン上では動きません。動かす物(今回はP-ROBO)が必要になります。その中(P-ROBO)で自分の作ったプログラムが動作するのです。

1.PC(DOS/Vマシン)
これがないと話にならないですね。
しかし、DOS/Vマシンでないと動作しません。
PC98シリーズの方は動作いたしませんのであしからず・・・。

2.P−ROBO本体(1台)
P−ROBO本体

3.CD−ROM「P−ROBO」(1枚)
P−ROBOと一緒についてくるのでご心配なく
CD−ROM「P−ROBO」

4.通信ケーブル(1本)
オプションです。P−ROBOを買うときに一緒に購入しましょう。
通信ケーブル

5.PIC C コンパイラ
C言語で制御する場合に必要です。アセンブラで制御するには必要ないのですが、本コンテンツはC言語での制御を考えているので必要になります。
・・・ちなみにC言語の知識も必要です。
PIC C コンパイラ

環境の設定を行う

必要な物がそろったら、それらを使えるように設定を行います。まずはソフトウェアのインストールです。
「P−ROBOV17.EXE」←を実行。
次にPIC C コンパイラをインストールします。これでC言語を使用した制御が可能になります。
「INSTALL.EXE」←を実行。
これでインストールは完了です。エディタは各自で用意してください。

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